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チョシル キル:リング ザ ベル
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 7月 30日

≪Glasses≫2008年|A pair of glasses|画像提供:青山|目黒 copyright(c) Chosil Kil

ロンドン在住の作家Chosil Kil(チョシル キル)の日本での初個展。 Chosil は1975年生れの韓国出身。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート卒業。ニナ・バイエとマリー・ルンドらによるプロジェクトJan Familyにも参加していて、ヨーロッパでは近年展示が続く新鋭作家です。本展でもPlatform Seoul 2009(キュレーター:Sunjung Kim)の開催直後の来日になります。 彼女の仕事の多くは既にあるモノを用いた立体作品ですが、それらが元々もっていた役割を解体して、歴史的な背景も再配列する事によって、新たな可能性を示唆し、個人的なきっかけに端を発し乍らも無限の人々がアクセス出来る余地を残し、視覚的にも魅力的なフォームを提示して見せるのが特徴です。 本展は2週間後に開催されるベルリンのGalerie Opdahlでの個展と対になり、呼応するプランです。青山|目黒ではTreated Objects、A Half、2009(右利きで使う対のモノ達。それの半分)、Galerie OpdahlではTreated Objects、Other Half、2009(左利きで使うモノ達。もう半分)のそれぞれを中心とする構成になる予定です。ギャラリーを訪れた方は、カタログを閲覧することで間接的にもう一方の展示を観ることができます。 昨年の東京ワンダーサイトでの滞在制作作品や会期中に作家が普段使用している眼鏡を展示する「Glasses 」を含む、新作約7点で構成致します。

全文提供: 青山|目黒

最終更新 2009年 9月 12日
 

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