展覧会
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執筆: カロンズネット編集3
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公開日: 2013年 11月 06日 |
ブルース・デビッドソンの写真展が、東雲のユカ・ツルノ・ギャラリーで開催される。
彼の個展が日本で開催されるのは、1995年以来約18年ぶり。本展では彼の半世紀に渡るキャリアを振り返るべく、50年代の代表作である「Brooklyn Gang」を中心に「Time of Change」「East 100th Street」「Circus」など彼の代表作のプリント約20点が展示される。
1933年シカゴに生まれたブルース・デビッドソンは、写真集団マグナムの副会長を務めたこともある、アメリカを代表する写真家。現在もニューヨークを拠点とし、その変化を50年以上に渡り写真を通して表現してきた。従来の報道写真とは違い、常にアウトサイダーの視点を持ちながら社会の弱者に注目し、内側から捉えるというスタイルが彼の写真の特徴。例えば、今回展示される、1959年に撮影されたブルックリンのストリートギャングの日常をドキュメントした「Brooklyn Gang」では社会や家庭で受け入れらず、反逆していても実は繊細な心を持つティーンたちのひと夏が、共感を持った優しい眼差しで収められている。
彼のオリジナルプリントを実際に目にできる機会は滅多にないので、このチャンスに足を運んでみるべき。
全文提供:YUKA TSURUNO GALLERY
会期:2013年11月19日(土)~2013年12月21日(日) 時間:火 - 土 11:00 - 19:00 休日:日・月曜、祝日 会場:YUKA TSURUNO GALLERY
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最終更新 2013年 11月 19日 |