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山田麻美:by night
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2013年 9月 24日

山田麻美:by night

KUNST ARZT では、山田麻美の個展を開催します。
山田麻美は、クールで洗練されたビジュアル表現を通して、“思い込み”や知覚に揺さぶりをかけるアーティストです。カチカチという音はするけれど、時計の針は凍りついている「just a moment deg C (2010)」、鏡像の光の不在によって、存在について考えさせる「all with nothing (2012) 」、触れ合った一点で温度を分け合う2つの体温計から構成する「temp temp (2010)」など、主に我々の日常生活空間とも密接に関係する時間の概念や物理現象を通して、独自のモノサシを提示してきました。
本展は、アーティストに内在するクリティカルな部分の先鋭化が反映されたインスタレーションになる予定です。ご注目いただければ幸いです。
(KUNST ARZT 岡本光博)

[作家コメント]
何もかもを信頼しているのと同時に、何もかもを信頼していない。
証明されたできごとでさえ、前提条件のすべてを知ることができない以上、仮定のできごとでしかない。
仮定の庭に住んでいる。
そこでただ、夜が来るのを待っているだけだ。
-
自分が何をやっているのかわかっていないし、この先わかることもないだろうと思う。
そうでなければ、決めてしまうか、過去になるまで待つかのどちらかだ。
いずれにしても、「そう」するしかない。
それがいちばんクリティカルだと思うし、そうすることしかできない。

[作家プロフィール]
1987 東京都生まれ
2012 京都造形芸術大学大学院芸術研究科 修士課程 修了

solo exhibition
window / C.A.P.(2011,神戸)
some times / workroom(2011,大阪)
nog / prinz gallery(2012,京都)
トロワ / C.A.P.(2012,神戸)

group exhibition
美術の宿題 / 小野町デパート(2010,和歌山)
対向車線 / artzone(2010,京都)
lux / 京都造形芸術大学NAB1Fギャラリー(2010,京都)
きえたりあらわれる / 匠町ギャラリー(2011,和歌山)
shift / ギャラリー門馬(2011,札幌)
Hommage a Marcel Duchamp / space_ i n f r a m i n c e(2011,大阪)
SPURT / ギャルリ・オーブ(2011,京都)
bampaku / 京都造形芸術大学(2012,京都)

全文提供:KUNST ARZT


会期:2013年11月12日(火)~2013年11月17日(日)
時間:12:00‒19:00
休日:月
会場:KUNST ARZT

最終更新 2013年 11月 12日
 

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