iTohenにて第250回目となる今展では、関東を拠点に精力的に活動を続けるミロコマチコ氏をご紹介致します。弊廊では7度目の開催となる今展は［ぼくのふとんはうみでできている（あかね書房刊行）］と題した絵本の出版を記念した原画巡回展となります

＊ このiTohenで「クッピンツー（2006年3月）」と題した展覧会を開いたのが公に向けた初めての個展でした。以来、各地で発表を重ね、その活動が見事に実を結び、「オオカミがとぶひ（イースト・プレス刊行）」で 絵本デビューを果たします。そして、第18回日本絵本賞大賞を獲得。これは業界内で話題騒然となったと言います。息をつく間もなく「情熱大陸（毎日放送　2013年5月5日放映終了）」の密着取材が始まり、異例の速さで全国公開されたことは、ご周知の通りです。この一連の動きによりミロコマチコさんの存在を世間に広く知らしめることになりました。そんな中、着々と次なる絵本の構想が進み、2作目となる「ぼくのふとんはうみでできている」が生み出されます。ここであらすじを語れば野暮と言えましょう。是非　本作をご自分の手でご覧になって下さい。“帯”に書かれたように、まさに想像力爆発の一作になっていることは間違いありません.“不安”と言う言葉が、何かにつけてつきまとうこの現在社会に、まさに彼女の存在は綺羅星のごとく瞬いて、新星となって夜空を駆け抜けているように思えます。その軌跡を、是非 原画を通じて感じて下されば幸いです。

・すやすやと 寝ている　君の中に　こんなに大きな海があったなんて
＜MARUZEN&ジュンク堂書店　梅田店　児童書担当：森口 泉＞

・こんなふとんで寝たら 夜が楽しくなるよ！
＜紀伊國屋書店　新宿南店　児童書担当：日馬瑞恵＞

・力強く大らかな筆致と 夜にひそむ動物達の絵が大好きです！
＜青山ブックセンター本店　児童書担当：榑林あや＞

尚、期間中の8月10日（土）16:00からは出版秘話を語るトークイベントも予定しております。 ぜひ、この機会にご来場下さいませ。

iTohen 鯵坂兼充

［作家プロフィール］
画家・絵本作家。2004年から画家として活動を開始。個展やグループ展など、作品展示を全国各地で精力的に行い、伸びやかな作風で、動物や植物を生き生きと描き、注目を集める。おもに子どもを対象としたワークショップにも力を注いでいる。2012年、『オオカミがとぶひ』（イースト・プレス）で、絵本デビュー。同作で翌2013年、第18回日本絵本賞大賞を受賞した。画文集に『ホロホロチョウのよる』（港の人）、装画と挿絵の仕事に『サバンナの動物親子に学ぶ』（羽仁進 著／講談社）、『きみの町で』（重松清 著／朝日出版社）などがある。画家の牧野伊三夫さん率いる美術同人誌『四月と十月』の同人。

画家・絵本作家・イラストレーターとして活動するミロコマチコさんの絵本デビュー2作目「ぼくのふとんはうみでできている」の原画展を開催致します。
尚、8月10日（土）は午後16時よりトークイベントを開催いたします。
是非この機会にご来場くださいませ。

■トークイベント開催日： 2013年8月10日（土）
時間：16:00～ ＜約1時間30分を予定＞
参加費：¥1,500（1ドリンクをお付けして）
定員40名様
ご予約／お問い合せは、お電話：06-6292-2812 または
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