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正木基presents001【映像の中の炭鉱】開催
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2013年 8月 02日

ポレポレ東中野にて、2013年8月3日(土)から1週間限定の上映《正木基presents001【映像の中の炭鉱】》が開催される。これは、目黒区美術館にて学芸員をしていた、戦後視覚芸術を専門とするキュレーターの正木基氏を企画者に迎え、戦前・戦中の炭鉱を、映像はどのように表現してきたか、を検証・鑑賞する上映会&トークイベントである。
目黒区美術館にて、「戦後文化の軌跡1945―1995」展(1995年)や、「“文化”資源としての〈炭鉱〉展」(2009年)、また、準備は進められてきたものの開催されることなく惜しまれる声が多数あがった「原爆を視(み)る 1945―1970」展(2011年開催予定であった)の企画などをしてきた正木基氏が、どのような映像作品を選び、語るか、注目だ。
トークでは、企画者の正木基氏を中心に、テレビマンユニオンの創設者の一人・今野勉氏が自作と、その自作の中で引用している亀井文夫監督の『女ひとり大地を行く』の上映に参加。また、写真家・萩原義弘氏、「シリーズ・日本のドキュメンタリー」などの編集者・渡辺勝之氏の両氏も来場予定だ。

●上映日時: 2013年8月3日(土)~9日(金)。連日12:20~ 上映+トーク
《上映とトークスケジュール》(敬称略)
・8月3日(土) 『女ひとり大地を行く』(監督・亀井文夫/脚本・新藤兼人、千明茂雄、1953年/132分) トーク:今野勉(演出家) 約10分
・8月4日(日) 『地の底への精霊歌』(監督・今野勉、1993年/49分)、トーク:今野勉(本作監督/演出家) × 正木基 約60分
・8月5日(月) 『泣き濡れた春の女よ』監督・清水宏/原作・本間俊/脚本・陶山密(1933年/96分)、トーク:正木基 約30分
・8月6日(火) 『女ひとり大地を行く』トーク:萩原義弘(写真家) 約10分 ・8月7日(水) 『地の底への精霊歌』トーク:萩原義弘(写真家) × 正木基 約60分 ・8月8日(木) 『泣き濡れた春の女よ』トーク:正木基 約30分 ・8月9日(金) 『地の底への精霊歌』トーク:渡辺勝之(編集者) × 正木基約60分(※参考上映「黒い羽根運動によせて」、1959年/RKB)

●会場: ポレポレ東中野(〒 東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下)

●料金: 一般 1500円、シニア 1300円、大・専 1000円、中・高・小 700円(当日券のみ。なお、本上映では、原爆の図 丸木美術館で開催中の「坑夫・山本作兵衛の生きた時代」展の半券提示で1000円で鑑賞可能。何度でも使用可。)

●参考サイト: http://polepoletimes.jp/sp/2013coalmine/

 

最終更新 2013年 8月 02日
 

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