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もののやりかた - 東京現在進行形-
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2013年 1月 29日

山本 篤《キャタラ祭》2012

京都には多くの美術大学や自主企画スペースがあり、学生や若い作家は自主企画展やイベントを盛んに行いながら、従来の美術館やギャラリーでの発表活動とは異なるオルタナティブなフィールドを模索しています。

ところでオルタナティブな活動では、問題や障害を乗り越えるために、様々な技術を共有し、協働することが求められます。たとえば、DIY的技術、クリエイティブなスキルを活用した仕事の創出、互助的な人脈活用、基金獲得のテクニック等々…。加えて、そのクオリティの維持と向上のために、あるいは社会や美術全体に対する「オルタナティブ」な効力を発揮するために、活動を記録・公開し、検証することも重要です。 ただ、当然ながら、それらは多大な労力を必要とし、ともすると当初の目的であった「好きなことを好きなようにやる」楽しさを失ってしまうとか、あるいは安上がりなイベント開催の手段として利用されてしまうといった危険と隣り合わせです。

こうした技術的課題や労力の多さから、作家たちの活動を継続的に底上げするような制作環境の整備がなかなか進まないのが、京都のもどかしい現状ではないでしょうか。 今回、こうした問題について考えるために、東京のオルタナティブスペースであるArt Center Ongoing、ユニークなアーティストをプロデュースAIKOKO Galley、そして京都のSocial Kitchenに協力を要請し、国内のオルタナティブな活動に関する対話と議論を深めるための展覧会を企画します。 本展ではArt Center Ongoing代表の小川 希氏、さらに現在京都にてHAPSの運営に携わる遠藤水城氏をキュレーターとして招き、東京をベースに活動する4 人の作家の展示を行います。

会場は@KCUAと鞍馬口のSocial Kitchenの二会場で開催し、Social Kitchen会場では和田昌宏の展示を行い、@KCUA会場では井出 賢嗣、東野哲史、山本篤によるショートレジデンス形式による制作展示を行います。 2/23(土)初日には@KCUA会場にて、出品者とキュレーターを交えたトークイベントに加え、ゲストアーティストの村田峰紀によるパフォーマンスイベントを開催します。3/10(日)最終日にはSocial Kitchen会場にて、ゲストに建畠晢氏を迎えたトークイベントと出品者の和田昌宏によるパフォーマンスイベントを開催します。

■関連イベント

オープニングトーク& パーティ(会場:@KCUA 会場内ラウンジスペース/参加費:無料)
日時:2/23 (土) 16:00-
ゲスト:井出賢嗣、東野哲史、山本篤、和田昌宏(以上出展作家)、小川希(Art Center Ongoing/ 本展企画)、山崎伸吾(Social Kitchen)
ゲストパフォーマンス:村田峰紀
内容:展覧会のギャラリートークと合わせて、東京のオルタナティブスペースOngoing の取り組みを小川希氏にご紹介いただきながら、これからのアートの場所について考えてゆきます。

ギャラリーツアー「HAPS と考える展覧会鑑賞術」
日時:3/9 (土) 14:00-16:00
各回定員: 先着15 名
参加費: 無料
内容:展覧会をHAPS エグゼクティブ・ディレクターの遠藤水城氏と一緒に鑑賞しながら、さらに「みる」ことについて考えます。観賞後は、感想を話し合うディスカッションの時間を設け、そこで得た意見をHAPS サイトの「みる」に反映していきます。

クロージングトーク& パーティ(会場:Social Kitchen 参加費:¥1,000 / 入場料込み/ 1 ドリンク付き)
日時:3/10 (日) 17:00-
ゲスト:和田昌宏(出展作家)、遠藤水城(本展企画)、建畠 晢(京都市立芸術大学学長)
パフォーマンス:和田昌宏
内容:本企画のクロージングイベントとして、出品作家の和田氏とキュレーターの遠藤氏、京都市立芸術大学学長の建畠 晢氏をゲストに、「芸術と実人生」についてお話いただきます。

Social Kitchen会場:
会期:2013年2月23日(土)~2013年3月10日(日)
時間:12:00 - 20:00
休日:月火
入場料:500円(ワンドリンク付き)

全文提供:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA


会期:2013年2月23日(土)~2013年3月10日(日)
時間:11:00 - 19:00(最終入場 - 18:45)
休日:月
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
最終更新 2013年 2月 23日
 

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