本荘正彦:透明なぬくもり |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集3 |
公開日: 2013年 1月 21日 |
本荘正彦さんは、1985年京都教育大学卒業後より木版画を始めました。 江戸時代に完成された浮世絵の多色摺木版画技法を京都の木版伝統工芸士に彫りや摺りを習いました。伝統技法をマスターした上で制作される本荘さんの作品は、新しい感覚の木版画として評価を受けるようになり、この25年あまり京都で作り続けています。 本荘さんの作品の魅力は、確かな造形力で草木や風景を描き、その実写を絶えず新鮮な目で意匠化しているところにあります。その上に木版独特な色彩の摺りかさねによって生まれる上品で優しい色彩は温かい気持ちを伝えてくれます。このたびは見つめる方をほっと心楽しくさせる草花を中心にした35点を展示します。また、本荘さんの独特の技法による、ぼかしやごま摺りの実技の公開を2月2日に行ないます。 作家在廊日: 全文提供:ワイアートギャラリー 会期:2013年1月29日(火)~2013年2月10日(日) 時間:11:00 - 19:00 休日:月 会場:ワイアートギャラリー |
最終更新 2013年 1月 29日 |