大崎のぶゆき:リバーシブル ストーリーズ |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集3 |
公開日: 2012年 11月 28日 |
作家自身のプライベートな記憶をモチーフにした新作の映像作品とインスタレーション。描かれた親密な風景が愛用のバイクのミラーを介して映し出され、記憶のなかの鮮明さと曖昧さ、リアルとフィクションがないまぜになっていくかのように流れ去っていく。 大崎のぶゆきは1975年に大阪に生まれ、京都市立芸術大学、および 同大学院で版画を学びます。現在は名古屋に在住、国内外の画廊や 美術館などで発表、精力的に活動を続けています。大崎は、映像、インスタレーション、絵画など様々な方法を用いながら現代社会における私たちを取り巻くリアリティについて表現された作品を発表してきました。近年、大崎の感覚としてある「不確かであることのリアリティ」という意識から、実際に描かれた「絵が溶ける」「イメージが流れ出す」といったオリジナルの方法で、この世界の「不確かさ」について視覚化しようと試みています。 本展で は、すべてがリバーシブルに行き交い現実と虚構が交錯する作家自身のプライベートな物語を軸に展開す る新作インスタレーション「リバーシブル ストーリーズ」を発表いたします。 全文提供:ギャラリーほそかわ 会期:2012年12月3日(月)~2012年12月22日(土) |
最終更新 2012年 12月 03日 |