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Takayoshi KANEKO
Events
Published: July 02 2012

画像提供:WAKO

63歳の若さで不帰の客となるまで自らの書を追求し続けた書家・金子卓義氏の作品展を開催いたします。文化勲章を受章した父・鷗亭氏とは異なる表現を求め、古典を重んじながらも伝統的な型に留まらず、斬新で品格を感じさせる作品を次々と発表した金子卓義氏。書の現代性を極め、現代書の世界に新たな展望を切り開きました。本展では、書とは「心」の積み重ねであり、すべては「線」に集約されると語り、過度な装飾よりも凝縮の美を追い求めた氏の代表作約20点を通して、書家・金子卓義の軌跡をたどります。

[作家プロフィール]
金子卓義

1943年 書家・金子鷗亭の二男として東京に生まれる
1961年 父・鷗亭に師事
1972年 書道研究洪鳳社を結成
1975年 毎日書道展準大賞、日展特選を受賞するなど若くして頭角を表す
1977年~ 駒澤大学講師を皮切りに、共立女子大学、北海道教育大学でも講師を務め、後進の育成に力を注ぐ
1999年 日展評議員
2002年 毎日書道会理事、日本詩文書作家協会理事長
2003年 個展「金子卓義‐史記を書く‐」を開催
2004年 毎日芸術賞を受賞するとともに創玄書道会理事長に就任
2006年 永眠

『漢字基本と実用』『かな交じり書 レッスンブック』『かな交じり書 完全マスター術』他著書多数


全文提供:WAKO
会期:2012年7月21日(土)~2012年7月29日(日)
時間:10:30~19:00(最終日は17:00まで)
会場:WAKO HALL
Last Updated on July 21 2012
 

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