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想いを寄せる作品 片山みやび 五木玲子 新作展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2012年 1月 05日

画像提供:ワイアートギャラリー

新年にあたり、新作が期待されている作家の清新な作品を展示します。

片山みやびさんがデンマークより帰国、新作を発表します。文化庁より海外派遣研修員として1年間デンマークに滞在し、作品を創り、彼の地で展覧会を開催してきた片山みやびさんがこのたび帰国。 自然と人とが優しくつながり、アートが身近にあるデンマークの自然の中での暮らしから生まれた油彩とドローイング作品を早速ご覧下さい。

五木玲子さんがカタログ・レゾネとも言える作品集「天の花 地の花」を発刊しました。2003年にJR大阪セルヴィスギャラリーでの個展より以後、関西では個展の開催がないため、あの祈りにも似て深く強く表された花たちの命の絵を観たいという声を聴いてきました。画集発刊を機会に2003年以降の作品と最新作を展示します。

二人の作品は、ともに観るものに自然と人間を一体として感じる生命の共鳴が伝わってくる心地がします。

片山 みやび Miyabi Katayama
1964  兵庫県西宮市に生まれる。
1990  京都市立芸術大学大学院 美術研究科修了。
1987年より、全国で個展、グループ展多数
2010年 文化庁 新進芸術家海外派遣研修員として一年間デンマーク滞在[文部科学省 文化庁 新進芸術家海外留学制度]

パブリックコレクション
大阪府立現代美術センター
町田市立国際版画美術館
兵庫県立近代美術館
国立国際美術館
大阪府立大学図書館

五木 玲子  Reiko Itsuki
1934年金沢生まれ。早稲田大学文学部及び東邦大学医学部卒。
1965年より数年間、精神科の病院に勤務。53歳になってカルチャーセンターの「裸婦デッサン教室」に入り、生まれて初めて裸婦を描く。やがてパステル画も描き始め、雑誌連載のイラストレーションなどを手がける。64歳より横浜の版画工房OM にて、リトグラフを中心に、銅版画、木版画などの制作を続ける。73歳より石版画に着手し、現在に至る。『大河の一滴』『運命の足音』『日本人のこころ』など五木寛之の著書を中心に、約40冊の書籍の装画を担当。

著書に画文集『花の見た夢』(文・太田治子/2002年11月/講談社)『風の見た夢』(文・太田治子/2004年10月/講談社)『天の花 地の花 五木玲子画集/柘植書房新社/2011年9月)がある。個展(東京・横浜・大阪・山形・金沢・松本 他)

全文提供:ワイアートギャラリー


会期:2012年1月6日(金)~2012年1月15日(日)
時間:11:00~19:00 (日曜は17時まで)
休日:月曜
会場:ワイアートギャラリー

最終更新 2012年 1月 06日
 

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