生きるうえで大切なことは何なのか。 自分たちの日常は、どこから生まれ、どこに向かうのか。 「壊れそうで壊れないこの社会」(by 鷹野)で、写真にできることは何なのか。 ていうか写真って何?
昨年末に「写真分離派」を立ち上げ、写真の現状への問いを投げ続ける鷹野隆大と、今年3月に幕を閉じた企画ギャラリー・明るい部屋の運営メンバーの一人で、写真の概念にアンチテーゼを投じる表現を放ち続ける秦雅則。 写真の可能性を絶対的かつ相対的にとらえ、臨界点をさぐり続ける写真家の二人展&トークイベントです。
第1回は、「自分のための自分の写真」をそれぞれ展示予定。 隣にいる彼の人に、「自分の写真」はどれくらい伝わり、どれくらい届かないのか?
今回のトークイベントから生まれるものを次回に紡ぎ、全3回にて写真を全方位的に紐といて行く場を発信していきます。
※第2回:2012年3月17日(土) 第3回:2012年6月16 日(土)に開催予定。
協力:ユミコ チバ アソシエイツ、ツァイト・フォト・サロン
鷹野 隆大 Ryudai TAKANO 1963年-福井県生まれ 写真家。1994年から作品を発表し始める。2006年にはセクシュアリティをテーマにした写真集「IN MY ROOM」(蒼穹舎)で第31回木村伊兵衛写真賞を受賞。身体や性といったテーマの他、近年は都市にも興味を向けている。昨年、鈴木理策、松江泰治、倉石信乃、清水穣らと「写真分離派宣言 」を発表。 所属ギャラリー ホームページ http://www.ycassociates.co.jp http://www.zeit-foto.com 関連リンク「写真分離派宣言 」http://www.nadiff.com/news/bunriha_gallery.html
秦 雅則 Masanori HATA 1984年-福岡県生まれ 写真家。2008年に写真新世紀グランプリを受賞。2009年に2年間限定の企画ギャラリー・明るい部屋を設立。主な個展に、「幼稚な心」(東京都写真美術館/2009年)、「明るい部屋」(明るい部屋/2011年)、「埋葬」(新港村/2011年)など。主なグループ展にソウルフォト2010(Coex/ソウル/2010年)などがある。 秦雅則ホームページ http://hatamasanorihata.ganriki.net 関連リンク「企画ギャラリー・明るい部屋」http://akaruiheya.info
※全文提供: blanClass
会期: 2011年12月17日(土)展示開始:18:00 トーク開始:19:30 (19:00ごろよりトークの準備が行われますが、展示はご覧頂けます。) 入場料: 1,000円 会場: blanClass
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