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牧野邦夫(Makino Kunio)―没後25年―展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 10月 20日

「奈良で童話作家Aさんと千穂」| 1984 | 画像提供:ギャラリー風 | Copyright © 牧野邦夫

牧野のことば
「人間として生きんかな
誠実に生きんかな
我を生かすものは絵画也
酒にあらず、金にあらず
女にあらざる也」
(1954.1.1日記より)

1925年
関東大震災の復興と混乱が入り混じる東京に生まれ
第2次世界大戦の最中に
画家として生きる決心をして以来
摩訶不思議な独特の世界を
カンバスに忠実に
再現すること一筋に
生きた人です

61年の生涯の中で残した
数々の作品は
没後25年経過した今もなお
色あせることなく
その魅力はどこから来るのでしょうか

細部にいたるまで
妥協を許さない描写と
濃密な色使いと
天国と地獄さえ画面に同居させてしまうような
圧倒的なイメージ力で鑑賞者を
作品の中に取り込んでしまいます
画中の人物と視線を合わせたら
逃れることができなくなりますので
ご用心を

生前10余年、没後25年にわたり
当画廊の歴史と共にあった
牧野邦夫さんへの
特別の思いを込めた展覧会です。
ご来廊を心よりお待ちしております。

全文提供:ギャラリー風


会期: 2011年10月17日(月)-10月31日(月) *日曜休廊
時間: 11:00-18:00 (土曜17:00まで)
会場: ギャラリー風

最終更新 2011年 10月 17日
 

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