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澤柳英行:FISSION - FUSION
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 3月 24日

《Schizo》2009年 素材 : ステンレス、テグス  サイズ:67.1x42.2x0.15cm copyright(c) Hideyuki SAWAYANAGI / Courtesy of Roentgenwerke AG

澤柳英行(1966生)は、2001年にゴールドスミスカレッジの修士課程を終了後、ロンドンを活動拠点とし、ビデオ、写真、音響、鏡、残像効果等、様々なメディアを用いたインスタレーション作品を発表してきました。近年は、見る角度、距離によって人物像が浮かび上がるパンチングメタルの作品シリーズを展開、これまでグループ展やアートフェアで発表し、好評を博してきました。今回の澤柳の個展のテーマは、物質的、ならびに精神的な意味での「分裂と融合」。現代社会における私たちの存在自体が、内面的、あるいは、お互いの関係性において、ある種の分裂と融合を日常的に繰り返しつつあり続ける様に、一見して対立する二つの概念は、新作インスタレーションの中で、それぞれの始まりと終わり、境界等が不明確なかたちで表現されていきます。レントゲンヴェルケの企画では初の個展となる今回、これまでで最大サイズの作品2点を含む、5点の作品で展示を構成する予定です。展覧会初日5/8(金)18:00~、出品作家を囲んでのオープニングパーティーを開催いたします。

※全文提供: レントゲンヴェルケ

最終更新 2009年 5月 08日
 

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