gesture, form, technique |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 9月 30日 |
20 世紀フランスを代表する建築家・デザイナーであるジャン・プルーヴェやシャルロット・ペリアンの活動が近年、あらためて脚光を浴びています。 建築やライフスタイルあるいはモダニズムという、より大きな枠組みでとらえ直されるその創造性は、デザインの領域にとどまることなく、同時代のアート、ひいてはモダニズム再考を試みる現代のコンセプチュアルアートに対しても、広く深い影響を与えています。実際、コンセプチュアルアートは、プルーヴェやペリアンの活躍した時期とほぼ同じ頃に誕生しました。そして今ふたたびライアン・ガンダーのような新しいタイプのコンセプチュアル・アーティストたちの登場により、アートシーンの磁場の一つとして活況を呈しています。 このような共時性に注目しながら、今回の「gesture, form, technique」展では、「Date Paintings」シリーズで世界的に知られる河原温をはじめロバート・ライマン、ダニエル・ビュレンの作品や、ライアン・ガンダーの新作を展示します。 それらのアート作品をプルーヴェやペリアンのデザインした家具、ジョルジュ・ジューヴの陶芸、セルジュ・ムイユの照明とともに並べることで、互いに触発し合うアートとデザインの関係性の、「これまで」と「これから」を考えていきます。 なお、本企画はインテリアショップSIGN(サイン)の協力のもと開催いたします。SIGN: http://www.sign-tokyo.net/ 出品作家 全文提供: TARO NASU 会期: 2011年10月7日(金)~2011年11月5日(土) |
最終更新 2011年 10月 07日 |