杉本博司氏、神奈川芸術劇場にて「曽根崎心中」を再生 |
ニュース |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 8月 28日 |
平成21年高松宮殿下記念世界文化賞を受賞、日本を代表するアーティストの一人である杉本博司氏(63)が、8月14日~16日、神奈川芸術劇場(横浜市中区)にて初の文楽を手がけた。当初は3月23日~27日上演予定だったが、東日本大震災の影響を受けて延期、今回の上演復活に至った。 杉本氏は、映像などを駆使して約300年年前の近松門左衛門の「曽根崎心中」初演の雰囲気を再生。語りをラップ調にアレンジするなど、現代美術の手法を駆使し、構成、演出、美術、映像を担当した。 また本上演のチラシには、山口晃さんが挿絵を提供。「曾根崎心中」のクライマックスシーン"お初と徳兵衛の心中(Love Suicide)"を描いたものが、都内の劇場、美術館を中心に配布された。 |
最終更新 2011年 8月 27日 |