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淤見一秀:THE WHITE ROOM #20
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 8月 16日

画像提供:ギャラリエ アンドウ
Copyright© Kazuhide Omi

極細(径0.2mm)立体作品の銅線を家庭編機で編み上げて作った立体作品12点と、高透過ガラスに編目をシルクスクリーンで描いて積層した平面作品(新作)4点を発表。

作家コメント
私達が普段まるで空気のように意識することなく順応しているこの「世界」は、<テクスト>という編目によって構造化されている。その特性は、非安定的で流動的という構築物としてはきわめて脆弱であるが、同時に容易に復元可能で何回でも編み直しが可能というしたたかさも併せ持っている。 しかし、一方でそのような根源性とは別に私達の生きている「世界」は日々多様な彩りとして展開されている。 そこで、今回は様々な色彩を持ち込むことによって、<テクスト>という虚構としての危うい対象物の認識に角度を与えようとするものである。

淤見 一秀|Kazuhide Omi
1952 東京生まれ

One Person Exhibitions
1993 コバヤシ画廊 (東京)
ルナミ画廊 (東京)
1994 コバヤシ画廊 (東京)
1996 「ELEMENTAL EFFECTS'96ー透過」 ルナミ画廊 (東京)
---- 「ROOM Vo.5-SPACE」 Gallery ART SPACE (東京)
1999 METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI  (千葉)
2001 ナガミネプロジェクツ (東京)
2002 「THE WHITE ROOM #15」 ギャラリエ アンドウ (東京)
2004 「THE WHITE ROOM #17」 ギャラリエ アンドウ (東京)
2006 「THE WHITE ROOM #18」 ギャラリエ アンドウ (東京)
2008 「THE WHITE ROOM #19」 ギャラリエ アンドウ (東京)

Group Exhibitions
1994 第23回現代日本美術展 東京都美術館、京都市美術館
---- 第1回桐生有鄰調査団展 桐生有鄰館(群馬)
---- TAMA VIVANT'94 多摩美術大学(東京)
1995 第1回東京調査団展 和敬塾本館(東京)
---- 第2回桐生有鄰調査団展 桐生有鄰館(群馬)
1996 IZUMIWAKU PROJECT 1996 杉並区立和泉中学校(東京)
1997 第2回東京調査団展和敬塾本館(東京)
1998 「BOOK-ART Vol.1」Gallery ART SPACE(東京)
1999 「アーティストの周辺/Artist's proof」 トキ・アートスペース (東京)
2001 「メッセージ/ことばの扉をひらく」せんだいメディアテーク(仙台)
---- 「本という美術ー大正期の装幀から現代のオブジェまで」うらわ美術館(埼玉)
2002 「栞ーしおりーbookmark展」藍画廊(東京)
---- Chiba Art Flash「Object 02」千葉市民ギャラリー・いなげ (千葉)
2003 「「本」の現代美術」うらわ美術館(埼玉)
2004 「ABOVE THE BOOK」Gallery ART SPACE (東京)
2005 「キュレーターの視点ー<点>と<網>」埼玉県立近代美術館(埼玉)
---- 「筆跡と光跡/WRITING Line & LIGHTING Line」川崎市市民ミュージアム(神奈川)
2006 「THE LIBRARY」足利市立美術館、栃木/多摩美術大学美術館(東京)
2007 「線・記号・文字ー<本>をめぐる試み」埼玉県立近代美術館(埼玉)
2009 「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダンアートの楽しみ方」埼玉県立近代美術館(埼玉)
2010 「オブジェの方へー変貌する「本」の世界」うらわ美術館(埼玉)

Public Collection
うらわ美術館(埼玉)
埼玉県立近代美術館

※全文提供: ギャラリエ アンドウ


会期: 2011年10月4日(火)-2011年10月22日(土)
会場: ギャラリエ アンドウ

最終更新 2011年 10月 04日
 

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