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ふたつの太陽
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 8月 09日

森村泰昌 《白い闇》1994-2008年|Sheet: 168x135cm|ed.7 | 画像提供:シュウゴアーツ | Copyright© Yasumasa Morimura

戸谷成雄 《天気輪》2009年|木、灰、アクリル|62x62x13.5cm | 画像提供:シュウゴアーツ | Copyright© Shigeo Toya

シュウゴアーツで開催される展覧会 “ふたつの太陽” はイケムラレイコ発案による6人のアーティストによる展覧会です。

“ふたつの太陽” という言葉は自然の太陽と人工の太陽(原子力発電)というふたつのエネルギーを思い起こさせます。

3月11日の大震災を契機に、ドイツにいるイケムラはアーティストたちに呼びかけて、ベルリンのクンストヴェルケにおいて震災をテーマとした展覧会の実現を果たし、多くの人々がその趣旨と内容に積極的な反応を示しました。

今展はこのベルリンの展覧会に対応するものといえます。原子力爆弾を投下された後の戦後日本が、ほどなく原子力発電を取り入れ、そしてふたたび爆発を招いたという事実。イケムラはヨーロッパの地からそのことに想いを馳せ、“ふたつの太陽” というタイトルのもとに自らを含む6人のアーティストから選んだ作品によって展覧会を構成します。出品作品は以下の通りです。

イケムラレイコ 赤い原初 20011年
ボリス・ミハイロフ Japan 2006-07年
森村泰昌 白い闇 1994 / 2008年
中平卓馬 原点復帰-横浜 2003-2003年
戸谷成雄 天気輪 2009年
米田知子 震災から10年 2005年

全文提供: シュウゴアーツ


会期: 2011年8月23日(火)-2011年9月24日(土)
会場: シュウゴアーツ
オープニングレセプション: 2011年8月23日(火)18:00 - 20:00

最終更新 2011年 8月 23日
 

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