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編集部ノート
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執筆: 平田 剛志
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公開日: 2011年 7月 13日 |
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アクリル絵具のマットな質感と水彩のような滲みがコントラストのある絵画風景を作りだしてきた中岡真珠美の新作個展。今展では採石場をモチーフとした作品が展示される。 中岡のこれまでの作品が風景をトリミングすることで生み出された「絵画風景」であるならば、本展の作品は基本的に大きな変化はない。印象が変わったとすれば、正方形の紙にドローイング風に描かれた作品が32点組み合わさった『passing note-採石場-』(2011)だろう。複数の作品が組み合わさることで「風景」を創出している点が新たな展開を予感させる。
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最終更新 2011年 7月 13日 |