tour: atelier incurve exhibition in tokyo 2010 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 5月 31日 |
2010年の冬、東京・新丸ビル丸の内ハウスで開催された『atelier incurve exhibition in tokyo 2010』。発起人であるダイアモンドヘッズ・ディレクター小野光治の「すこしずつ負けることでできる豊かなつながりを」という言葉にたくさんの人たちが応え、実現した展覧会でした。本展では、丸の内ハウスで生まれたさまざまな出会いとともに、代表アーティスト6名の作品をご紹介します。 [展覧会のポイント] [プロフィール] 武田 英治 Eiji Takeda 信谷 弘光 Hiromitsu Nobutani 塚本 和行 Kazuyuki Tsukamoto 湯元 光男 Mitsuo Yumoto 寺尾 勝広 Katsuhiro Terao ※全文提供: ギャラリー インカーブ |京都 会期: 2011年5月7日(土)-2011年6月27日(日) |
最終更新 2011年 5月 07日 |
2010年12月、東京・新丸ビル丸の内ハウスにて開催された「atelier incurve exhibition in tokyo 2010」の京都展。アトリエインカーブ所属の新木友行、武田英治、寺尾勝広、湯元光男、塚本和行、信谷弘光の絵画6作品が展示されている。
各作家それぞれの個性や技術も見どころだが、なかでも塚本が制作する『ピストル』(2008)は殺傷能力のある火器とは思えないリラックスした線が墨で描かれ、こちらの頬を緩ませる。ほかに新木のカラフルな色彩によって描かれる『雪崩式ニークラッシャー』(2007)、武田のユーモラスな財布と文字が描かれる『財布』(2004)など見どころのある作品が並ぶ。
また、ドキュメント展示として、東京展の会場風景を伝える映像や会場に貼られたアーティストやスタッフの全身ポスター、野口強キャスティングによるHYSTERIC GLAMOUR、UNDER COVERなどのファッションブランドとアトリエインカーブとのコラボレーションにより制作された8種類のTシャツが展示されている。
本展を通して展覧会へと人々を巻き込んでしまうアトリエ インカーブの作家たちの魅力の一端を感じることができるだろう。