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2010年美連協大賞・奨励賞に「Alternative Humanities~新たなる精神のかたち」展
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 3月 16日

舟越桂 《森の奥の水のほとり》 2009年
西村画廊蔵|撮影:渡邉修
Copyright© Katsura Funakoshi

美術館連絡協議会(通称:美連協、(理事長:酒井忠康氏)が発表した2010年「美連協大賞・奨励賞」に、金沢21世紀美術館が昨年開催した展覧会「Alternative Humanities~新たなる精神のかたち:ヤン・ファーブル×舟越桂」(2010年4月29日~8月31日開催)が選ばれた。

「Alternative Humanities~新たなる精神のかたち:ヤン・ファーブル×舟越桂」展は、現代美術シーンにおける彫刻的表現で秀逸な活動を展開する2人の作家-ヤン・ファーブルと舟越桂-をとり上げ、彼等が背景として持つ宗教概念を象徴的に示す歴史的作品(フランドル絵画の宗教的図像、狩野芳崖、河鍋暁斎の観音図等)とともに展観する大規模な二人展で、ゲストキュレーターにルーヴル美術館現代美術部門チーフキュレーターのマリー=ロール・ベルナダックを迎え、入場者数は147,890人を記録した(※情報提供元:金沢21世紀美術館)。

美術館連絡協議会は、1982年12月に35館が参加して設立され、美術展の共同企画や巡回展の開催、美術館員の海外研修派遣、優れた企画に贈る「美連協大賞」及び図録に掲載された優秀な論文・解説に対するカタログ論文賞などの顕彰事業、美術館の地域活動や学芸員の調査・研究活動に対する助成している。公式ウェブサイトは<http://event.yomiuri.co.jp/jaam/>。

最終更新 2011年 3月 16日
 

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