展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 3月 15日 |
作家コメント 私たちは大気の中で生き、空気を媒質としている。しかし日常的に空気の存在を意識することは少ない。 空気は私たちの呼吸に不可欠であるのはもちろん、圧力や音を伝え、光を通し、感覚器に働きかける。 日本語において空気に関する語彙は多く、場の雰囲気を「空気」と言い換えることもある。私たち日本人は精神的にも空気という媒質を大切に考えているのであろう。
“見えないものを意識する” 空間を満たしている空気を、作品が成立するための構成物として意識している。 媒質となる空間を取り込んだ作品は、見る側と直接的に触れる状態となり得る。 私の作品でクジラの骨の化石を型取りした作品があるが、その化石を手にしたとき、雄大なフォルムをした時間の塊を手に入れたような気分だった。物への愛着が沸きあがり、想像が空間に溢れ出したとき作品が生まれる。 -2011年2月 児玉真人
児玉真人 1981 滋賀県生まれ 2004 京都精華大学芸術学部造形学科卒業 2006 京都精華大学大学院芸術研究科立体造形専攻修了
個展 2007,10 『drop』(ギャラリーすずき/京都) 2008,9 『atmosphere』(CPG/京都)
グループ展 2010.4 Convert (GARLLERY ARTISLONG/京都) 2010.8 GAS interim show vol.1 京都藝術2010 (G Art Studio/京都) 2008.10 canarian party(ZAIM/横浜)(CPG/京都) 2008.6 2008 ASIA and RICE Exhibition(韓国) 2008.2 饗宴(アートスペース其の延長/京都) 2008.1 Toy’s(アート スペース其の延長/京都) 2006.6 第30回国際ブロンズ小像アートキャンプ(ハンガリー)
全文提供: GALLERY ARTISLONG
会期: 2011年3月22日(火)-2011年4月3日(日) 会場: GALLERY ARTISLONG
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最終更新 2011年 3月 22日 |