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大木裕之:わ・タネ・あたりまえ
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 3月 08日

画像提供:POCORART(ポコラート)

2011年2月に行われたポコラートでのワークショップ、大木裕之『簡単でちっちゃな映像作品をつくるワークショップ』の映像作品を展示いたします。このワークショップでは、障害のある人、ない人、また介助者が集まり、大木裕之との対話の中から、無編集で10分間の映像を作るというものでした。

本展では制作した映像作品とワークショップ時のドローイングを展示し、2時間の対話から生まれた作品空間を体験していただきます。また、大木裕之の過去の映像作品『光の庭の子どもたち』も上映いたします。

おおき ひろゆき(アーティスト、映像作家、現代美術家)
東京大学工学部建築学科在籍中より映画製作を始める。卒業の翌年に制作した『遊泳禁止』がイメージフォーラム・フェスティバル1990年度審査員特別賞受賞。以降、作品は、山形国際ドキュメンタリー映画祭1991でも6作品上映を皮切りに、バンクーバー国際映画祭(4作品上映)、ロッテルダム国際映画祭、ニューヨーク・レズ&ゲイ映画祭、パリ・ポンピッドゥー・センター等、国際舞台に招待・上映されるようになり、世界的に評価を確立していく。その表現は、ライヴパフォーマンス、ドローイング、写真、インスタレーションへと変態を繰り返し、土地と“縁”に導かれながら日本各地で作品を製作し続けている。映像作家として、現代美術アーティストとして、多方面から注目を集めている。

『光の庭の子どもたち』
1999年よりcaFとのコラボレーションによるアート・プロジェクトを開始。知的障害児を含むダンスワークショップのドキュメンタリー映像を素材に独自の作品として毎回異なる内容の映像+パフォーマンスを展開する。今回は3331ヴァージョンとして再編集したものを上映いたします。

※全文提供: POCORART(ポコラート)


会期: 2011年3月4日(金)-2011年3月21日(月・祝)
会場: 3331 Arts Chiyoda 2F #203 POCORART(ポコラート)

最終更新 2011年 3月 04日
 

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