小松孝英:儚-ephemeralness- |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 12月 10日 |
宮崎在住の画家、小松孝英(1979年宮崎県生まれ)の個展。 キャンバスに金属箔を貼った画面にアクリル絵具を載せるという小松独自の技法により展開されるその作品世界には、日本古来の生物種と共に近年になって移入した多くの外来種が登場します。一見すると中世の日本画のようでありながらも、きわめて現代的なテーマを孕んだ彼の作品世界は近年の環境問題への関心の高まりとも相まって、多くの人々の心をとらえ、先に名古屋にて開催されたCOP10(生物多様性条約締約国会議)の会場に展示されるなど美術界以外からも注目を集めています。 大阪では2年ぶりとなる今回の個展では、小松と同じく琳派に大きな影響を受けた大正-昭和期の巨匠 速水御舟作"炎舞”へのオマージュ作品や、組作品など新しい表現にも挑戦しています。 ※全文提供: テヅカヤマギャラリー 会期: 2011年1月28日(金)-2011年2月26日(土) |
最終更新 2011年 1月 28日 |