展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 11月 02日 |
森勢津美は1972年千葉県生まれ。1995年東京家政大学美術専攻卒業。 このたび当ギャラリーにて3回目の個展となります。
いつか、どこかで見たことがあるような懐かしい風景、― 鉄塔や煙突、クレーンが見える景色を、あたたかく淡い色彩の、モノタイプの版画で展開しています。今回の展示では、木版画7点とあわせて「塔」の立体作品を配置し、遠くから島を見ているような、実際に島の中にいるような空間を創ります。
作家コメント 千葉県に住んで、東京に通い、仕事をしている。 そうするとほぼ毎日、一度は水面越しに風景を眺める機会があって、千葉を、水にかこまれた一つの島みたいだなと思うことがある。
でも、夜に東京湾を眺めるときは、海上に点在する光が東京や千葉の工場地帯の光とつながって、対岸のように見えてここは海じゃなくて、はるか向こうでは陸地がつながってるんじゃないかと思うことがある。
「island」は、自分が住んでいるところであり、いつかは行ってみたい未知の場所である。
森勢津美 1972年 千葉県生まれ 1995年 東京家政大学美術専攻卒業
個展 2000年 Teatres de SENS(広尾) 2003年 マキイマサルファインアーツ(新橋) 2004年 exhibit LIVE [laiv](銀座) 2006・08年 ギャラリー58(銀座)他
グループ展ほか 2000年 日本・現代のヴィジョン展(フランス)招待出品 2002年 東京ワンダーウォール、5展(佐倉市立美術館) 2003年 東京ワンダーウォール、こうばで、びじゅつ。(川口)、Gallery ART SPACE Produce Collaborators Vol.21(外苑前) 2004年 トーキョーワンダーサイト0号展、Tシャツオートクチュール展(船橋市アンデルセン公園子ども美術館) 2005年 百年の賞楽展・exhibit LIVE [laiv](銀座)、Balance + Balance. (ギャラリーカフェ庵/船橋) 2006年 水色の街展(船橋市アンデルセン公園子ども美術館)、pmnabi展 (表参道ヒルズ・ギャラリーKOWA) 2007年 ムーブ展(船橋市アンデルセン公園子ども美術館) 2009年 もうひとつのアンデルセン物語:平面作家と立体作家によるアンデルセン童話の挿絵展示(ふなばしアンデルセン公園子ども美術館)、新世代への視点2009「画廊からの発言’09」小品展(ギャラリー58)会場:ギャラリーなつか
※全文提供: ギャラリー58
会期: 2010年11月8日(月)-2010年11月13日(土)12:00 - 19:00(最終日17:00まで)
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最終更新 2010年 11月 08日 |