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岩崎貴宏:Phenotypic Remodeling
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 10月 14日

画像提供:ARATANIURANO

岩崎貴宏は1975年広島県生まれ。広島市立大学、エジンバラ・カレッジ・オブ・アートで学んだ後、広島を拠点に制作を続けながら、国内外の数々の展覧会に精力的に参加しています。近年では、「六本木クロッシング」(2007年森美術館)、「日々の喜び」(2008年水戸美術館)、第10回リヨンビエンナーレ「日常のスペクタクル」(2009年)、「EVERYDAY(S)」(2010年 Casino Luxembourg)に参加するなど、目覚しい活躍を続ける若手作家です。今年6月には、Art BaselのArt Statementsセクションに岩崎の個展プロジェクトが選出され、池の水面に映る平等院の一瞬の姿を捕らえた作品をはじめとする、様々な時間軸をテーマにしたインスタレーションは多くの人々の注目を集めました。来年5月にはドイツのNassauscher Kunstverein Wiesbadenでの大規模な個展も決定しています。

ARATANIURANOでの初個展となる今回、岩崎は、「生物にあらわれる遺伝子型と外的環境から影響を受けて作られる性質」という意味の「フェノタイプ(表現型)」という生物学用語と、「再構築」、医学用語では「不完全修復」をも意味する「リモデリング」という2つの言葉をキーワードに、あふれかえる日用品がそれぞれにもつ情報を抽出し、あたかもプラモデルを組み立てるように都市をリモデリングするインスタレーションを発表いたします。

※全文提供: ARATANIURANO


会期: 2010年10月22日(金)-2010年12月4日(土)

最終更新 2010年 10月 22日
 

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