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未来は僕らの手の中
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 9月 06日

タイテツヤ《出発の時に》2010(C)O Gallery eyes

70 年代初頭、ある研究機関によって行われた分析調査で、人口増加に伴う資源の枯渇や環境汚染等、この状態が続けば100年以内に人類を継続するための成長は限界に達するという報告書が公表され、大きな話題となりました。現在の状況から当初の予測に動的変化があったにせよ、その内容はいまでも違和感を感じさせません。近年、経済の低迷や紛争等の理由から世界の飢餓人口が10億人近くにまで膨れ上がり、貧困や人権、環境といった国際情勢が抱える問題は深刻化しています。また、日本国内では自殺者数の増加に歯止めがかからず、個人が抱える心の闇も身近に波及し続けています。そのような中、我々が抱く未来への展望は、過去の経験と現在の様相を鑑み、希望と不安、命の継承とそれに相反する現状を交錯させながら“来たるべき世界”を模索するのでしょう。

本展は「未来は僕らの手の中」と題して、これからの未来に対して何を望み思い描くのかをテーマに、各作家へ出品を依頼し、展覧会を開催致します。

出品作家
上村亮太・タイテツヤ・田岡和也・東邦フランチェスカ・西村正幸・森田麻祐子・成山亜衣

全文提供: Oギャラリーeyes


会期:2010年9月6日(月)-2010年9月18日(土)

最終更新 2010年 9月 06日
 

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