ポンピドー・センター所蔵作品展「シャガール―ロシア・アヴァンギャルドとの出会い~交錯する夢と前衛~」 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 8月 24日 |
本展は、ロシア生まれの画家マルク・シャガール(1887-1985)の初期から晩年までの油彩や 水彩を中心とした作品群約70点に加えて、同時代に活躍したロシアの前衛芸術家たちの 貴重な作品約40点を合わせて展示し、シャガールの画業を新しい視点から見直すものです。 シャガール・コレクションを誇るパリのポンピドー・センターから代表的な作品の数々が出品 されるほか、シャガールが舞台美術を手がけたモーツァルトのオペラ「魔笛」上演のための下絵 シリーズ約50点を、日本で初めてまとまった形で公開するのも大きな見どころです。 シャガールは、生前、「私がロシアで描いた作品は20 世紀初頭のロシア美術のための 美術館に展示されるべきものなのです」と話していましたが、本展はまさに本人が望んでいた 通り、シャガールの代表作を祖国ロシアの同時代の芸術家たちの作品とともに公開する、 シャガールが夢見た展覧会と言えるでしょう。 会期: 2010年7月3日(土)-2010年10月11日(月・祝) |
最終更新 2010年 7月 03日 |