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ヤマシタリョウ:月夜の眼鏡
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 8月 13日

画像提供:RYO YAMASHITA|Copyright © RYO YAMASHITA

眼鏡は《結界》だと感じることがある。内と外の間にあって、外光を、風を、外部情報をレンズという窓を通して内面に届け、フレームという枠で世界を切り取 り図案化する。このとき眼鏡は人の知覚器官のひとつとなり、第二の皮膚となる。フレームは骨格化し、レンズから覗く世界は様々に浮遊する個の存在を映し出 す。叙情的なタイトルを背景に、最先端光学レンズの使用による透明感と清涼感ある立体作品群。主作品と小品から構成された展示。

※本展示はHOYA株式会社ビジョンケアカンパニーの協力を得て、生産途中で生じた廃棄レンズを再利用し、アートとエコロジーの共生を目指しています。

ヤマシタリョウ
東京生まれ。眼鏡作家・現代アーティスト。眼鏡においてオートクチュールを確立した作家であり、芸術領域に及ぶ独自分野の構築と作風により国内外より評価されています。作品はフランチェスカ・フォン・ハプスブルク・オーストリア大公妃(ティッセン・ボルネミッサ現代美術館理事長)など各国の著名人に愛用されています。

ヤマシタリョウ オフィシャルサイト http://ryo-yamashita.jp

※全文提供: RYO YAMASHITA


会期: 2010年8月20日(金)-2010年9月22日(水)

最終更新 2010年 8月 20日
 

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