秋山里奈:Serendipity |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 6月 04日 |
秋山里奈は1989年千葉県生まれ。現在多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科3年在籍中の21歳で、当ギャラリーで最年少の作家となります。初個展となる今回の展示では、「Serendipity (掘り出し物)」をテーマに描いた絵画約10点を発表いたします。 太陽や風、植物などの“自然”から受けた感覚を、自分の中で再度イメージとして構築し紡ぎ出された作品です。毎日の生活の中で、太陽の光や大気を当たり前のように感じながら生活している私たちはそういった沢山のものに守られながら生きているのを忘れてしまっているのではないか、多くの命の芽吹きに守られながら私たちは今を生きている、ということを感じ、日常の当たり前の毎日を、もっと豊かに彩ってみたい、という思いで描かれています。 「目に見え、耳に聞こえるものだけが“本当のこと”とは限らない。私はそう感じています。自分が生きている世界や日常を、少し違う角度から映し出してみたいのです。心と全身が感じた色や音、空気の流れを感じる世界。展示空間に一歩足を踏み入れた瞬間から、色があふれ空気の変化を感じる、まるで異空間への入り口であり、どこか懐かしい思いを抱いていただける場を作ることを目指しています。」と語っています。 【作家コメント】 【プロフィール】 グループ展 ※全文提供: ギャラリー58 会期: 2010年6月7日-2010年6月12日 |
最終更新 2010年 6月 07日 |