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クヮンヨプ・チョン:- MINIMUM - CONTINUUM -
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 5月 20日

《Mind-Distortion 22-5》2009年 60.5 x 72.0 cm|Oil on canvas
画像提供:ギャラリーヤマグチ クンストバウ|Copyright © Kwangyup CHEON

クヮンヨプ・チョン (1958年 韓国生まれ) の新作展。

チョンは、発表当初(1980年代)より、一貫してドットの占めるカラーフィールドの作品を制作しています。20年間、支持体やその表面に使用するメディウム は少しずつ変わり、またドットの大きさ、表面にドットが占める割合、という僅かな違いによって、作品の表情も緩やかに変化をしてきました。

本展覧会は、昨年11月に東京で発表した作品で構成予定です。この作品でも、画面一面に細かいドットが敷き詰められ、所どころ抜け落ちた画面上のドットは、「Mind-Distortion (心のひずみ)」という作品タイトルが示すように、あくまでもアートとは、人間の営みの中にあるというメッセージが含まれているかのようです。 また特筆すべきは、 従来の常識的な矩形キャンパスを水平垂直に展示するのではなく、作品が360度回転することを可能にした金具を付け、自由に見え方を調整出来 るようにしたことです。これは作家が作品の上下左右を意識しないで実際に作品を制作する行為に由来しています。

大阪での発表は、2005年以来の5年ぶりの発表になります。

※全文提供: ギャラリーヤマグチ クンストバウ


会期: 2010年6月10日-2010年7月3日

最終更新 2010年 6月 10日
 

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