展覧会を重ねて底力をつけてきた写真家、小林久晃×直江竜也が、ギャラリー空間でシンクロします。スナップショットでひたすらに写真を撮り続けるその視線を、ぜひ目撃ください。
作家コメント 「写真」とは何か? 「写真家」とは誰か? ・・・そんなこと、考えるのをやめてしまった。
「自分」とは何か? 「生きる意味」とは何か? そんな繰り言はもう、どこかに投げ捨ててしまった。
ただ歩き続け、撮り続けること。 それがすべてだ。 その果てに、何が、どうなっても。 (小林久晃)
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見知らぬ景色を通り過ぎる、出合い頭の一瞬一瞬、無限に続く第一印象。 「現在」という、事物と意識のとめどない衝突。 そんなものをフィルムに焼き付けたいと思う。 (直江竜也)
小林久晃(Hosaaki Kobayashi、こばやしひさあき) 1970 大阪府生まれ 1996 大阪写真専門学院卒業
個展: 1999 「melt down」 The Third Gallery Aya (大阪) 2001 「Breath」 The Third Gallery Aya (大阪) 2004 「dead end」 The Third Gallery Aya (大阪) 2005 「snap shots」 The Third Gallery Aya(大阪) 2006 「zero」 The Third Gallery Aya(大阪) 2007 「standing on the street」 The Third Gallery Aya(大阪) 2008 「photographs」 The Third Gallery Aya(大阪)
直江竜也(Tatsuya Naoe、なおえたつや) 1976 大阪生まれ 2000 Nikon 20th Annual College Photography Contest – Second Prize 受賞 2001 ニューヨーク市立シティカレッジ写真学科卒業 2002 帰国後、大阪にて個展・グループ展を多数開催 2006 富士フォトサロン新人賞 奨励賞受賞
展覧会: 1997 「P.O.V」 Café ISSA、New York 2002 「Isolated Hope」 Bliss Bar、Brooklyn 2003 「The Urban Nomad」 メゾン・ダール、大阪 2004 「二十一世紀オーサカ」、マイナスケイプス、大阪 2005 「Searching for the Oasis」、ココルーム、大阪 2008 「丘」 応典院、大阪 2008 「BABEL」 ギャラリー176、大阪
※全文提供: Port Gallery T
会期: 2010年5月17日-2010年5月29日
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