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Girls’ Zone 05
編集部ノート
執筆: 小金沢 智   
公開日: 2009年 10月 04日

驚くべき場面に遭遇してしまった。入っても挨拶のないギャラリーはザラにあるし、スタッフ同士のお喋りが一向に止む気配がないところもあるが、スタッフ同士が言い争っている場面には初めて遭遇した。いや、面識はないからスタッフと断定してはいけないのだが、とにかくバックヤードではなく、ギャラリーの受付らしきところでのその二人は何か言い争っているようだった。もちろん挨拶もない。 残念なことに接客意識の皆無なギャラリーは枚挙にいとまがないが、Art Jam Contemporaryで経験したそれはその想定すら大きく逸脱している。本来はこのようなことを書く場所ではないし書きたくもないのだが、努々気をつけて欲しいのは、展覧会は作品が展示してあればそれでよしではないということだ。スタッフの作り出すギャラリーの雰囲気が作品の鑑賞に大きく影響する。「ご高覧下さい」とプレスリリースに書きながらこの状況は笑止千万である。今回の出品作家は増子博子と河野里沙。もちろんそのような場所で十分な観覧などできるはずがない。

最終更新 2015年 11月 03日
 

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