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マコトフジムラvs若手作家:日本画最新事情
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 4月 06日

マコトフジムラ 《Grace Hour(恵みの時)》 画像提供:佐藤美術館

1980年代後半「日本画」のイメージを大きく変えようとする様々な表現とその試みが東京藝術大学で日本画を専攻した作家を中心に起こった。その中心的存在だったのは、現在でもその活発且つ個性的な活動で注目を集める、岡村桂三郎、斉藤典彦、間島秀徳そしてマコトフジムラたちであった。
  その中でもマコトフジムラは、日系米国人として日本に留学し日本画を学んだこと、クリスチャンであったことなど、他の作家とはまったく違った背景により独自の表現活動を展開し、同時にそれ以降の日本画や若い作家たちに多くの影響を与えてきたといっても過言ではない存在である。 当館では1997年にフジムラの個展を開催、以降彼との密接な関係のなか多くの作品の収蔵(寄託作品を含む)を行ってまいりました。本展では、これらの作品を一挙に公開するのと同時に、フジムラ世代以降これから注目される作家たちを当館コレクションのなかから選定し公開することで今日の日本画を展望しようとするものである。
  出品概要・展示構成
(3階)マコトフジムラ作品:当館収蔵・寄託作品、未発表作品を含む大作約10点。
(4階)若手作品、当館の収蔵作品と過去の奨学生買上作品約15点。出品予定:奥村美佳・石崎昭亜・高島圭史・長谷川雅也・神戸智行・松井冬子荒井経・中村寿生・武部雅子・千々岩修・高木優子・三瀬夏之介・伴戸玲伊子・牧野環 他
  ※全文提供: 佐藤美術館

最終更新 2010年 5月 18日
 

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