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北爪潤:花弁
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 4月 06日

画像提供:hpgrp GALLERY東京 copy right(c) Jun KITAZUME

hpgrp GALLERY東京では初となる北爪潤の新作展。
  北爪はアクリルやインク、ウレタン等を用いて、「生」の躍動感と「性」の根源性をシンプルで鮮やかな画面に描きだすアーティストです。
  過去に全身の半分の血液を失った経験がある北爪は、その経験から漠然と、しかしリアリティを持って「生」を意識するようになりました。輸血パックから体に流れ込んでくる液体は命=生そのもので、自らが液体で出来ていることを強く認識したと言います。また北爪は液体状のものが持つ性的なイメージに「生」を見出し、染みたり垂れたり、または溜まる、という物質的な表情を捉えながら命を吹き込んでいきます。
  本展では花や果実が潰れたような色彩や質感等からイメージされる生理的感覚をアクリル、色鉛筆等を用いて描きだします。昨年の青参昨年の青参道アートフェアでも高い評価を得た北爪潤の新作展、ぜひこの機会にご高覧ください。
  北爪 潤 Jun KITAZUME
1974 群馬県前橋市生まれ
2000 多摩美術大学美術学部絵画科版画専攻 卒業
2002 東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻版画 修了
2008~ 東京芸術大学美術学部版画研究室 教育研究助手
  ※全文提供: hpgrp GALLERY東京

最終更新 2010年 4月 29日
 

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