展覧会
|
執筆: カロンズネット編集
|
公開日: 2010年 3月 26日 |
セレクション展第1回となる今展では、「つぶやき」をテーマに、4名の若手作家を紹介します。 twitterが流行している。 ウェブ上に氾濫する、瞬間の言葉たち、ことの葉。 くつがえされる可能性のある社会的言葉より、 構えない個人的つぶやきに、真実のかけらを拾いたいと願うからか。 現代美術でも、つぶやきの聴こえる作品が気になる。 Coppiは、日々出会う瞬間の「あっ」を、小気味良く切り取る。 米山幸助は、飼育施設で飼われている動物達への共感を天性の明るさで描く。 描写した野菜の組み合わせが文字を成し、飄然とした存在感を放つ古池潤也。 尾崎翔悟の作品から、好きなものへの想いのシンフォニーが溢れ出す。 大上段に構えた言葉でなく、つぶやきという、 あえかで、おかしみがあって、真面目で、生き生きしたもの達が、 はばたいてゆく。
Coppi 1980 千葉県出身 2006 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科卒業 美術大学を卒業後、広告制作会社にデザイナーとして勤務 GEISAIマイアミ出展、受賞を機に本格的に制作を開始 【個展】 2010 ANA MEETS ARTS 第20回 「半径数メートルの港」(羽田空港/東京)、2009 「日々の発見のつらなり」(マキイマサルファインアーツ/東京)
古池 潤也 Junya Koike 1971 名古屋市出身 1996 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業 【主な個展】 2007-09 ギャラリー山口(東京)
米山 幸助 Kosuke Yoneyama 1983 神奈川県藤沢市出身 2006 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業 2008 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻修了 【個展】 2009 「動物達」(マキイマサルファインアーツ/東京)
尾崎翔悟 Shogo Ozaki 1989 埼玉県出身 2007より「工房集」所属 グループ展歴多数。
※全文提供: マキイマサルファインアーツ
|
最終更新 2010年 5月 07日 |