共同アトリエ・3号倉庫 |
ギャラリー |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2009年 10月 16日 |
若手アーティストの制作スペースとして、2000年12月に福岡市那の津にある倉庫群の一角にオープン。福岡市在住の匿名男性が、文化を育んでゆきたいという想いから若い作家の為に場所を提供、資金面をバックアップしている。「現代版あしながおじさん」のような本当の話。 倉庫は、一階に3つのスタジオ、2階に2つのスタジオとエキシビションスペースがあり、各作家が制作、発表を行っている。スタジオは普段は制作スペースとして使用し、定期的な展覧会開催の際に一般に開放している。展覧会を観ながら、制作の現場も見ることができるのが3号倉庫最大の魅力である。 総合アートディレクターは2001年~2007年に美術家・風倉匠、2008年より酒井忠臣が担当、マネージメントを長崎由美が担当している。様々なジャンルの人々がボランティアとして立ち上げの際に倉庫の改装をするなど、想いを共有する人々が集い、かたちにしていった場である。 スタジオメンバーは1年更新で最大3年まで在籍することができ、順次メンバーが変わっていく。現在のメンバーは、南健吾、荒瀬哲也、東島哲、山内光枝、浜田麻希。過去のメンバーは、安部貴住、河口彩、高田麻衣子、成田鐘哲、平岡昌也、森田加奈子、長峰麻貴、土谷昌代、永山真策、山崎祐子、山田真理絵、城野敬志、寺江圭一朗、桝田さつき、矢部真知己、大木千波、ソン・ジュンナン、三輪恭子、吉永友里。 2011年4月、共同アトリエ・3号倉庫はその活動に幕を閉じる。 所在地: 福岡県福岡市中央区那の津4-3-12 |
最終更新 2015年 10月 27日 |