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三嶽伊紗:微分する眼
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 2月 26日

映像部分 2010年|画像提供:ギャラリーヤマグチ クンストバウ copy right(c) Isa MITAKE

三嶽の作品は「物質」「時間」「距離」「夢ー現実」等をキーワードに、観る者に微妙な違和感を与える作品を発表してきました。 それは今一度私たちが普段目の前にしている光景や、認識することを改めて問い直しているように感じられます。 今回は2007年頃から取り組んでいる映像作品と立体、平面作品と様々な表現手法による発表になります。

よく憶えてないが随分前、ガラスは原子の並びが不規則で、途方もなく長い時間をかけ溶けていくのだと聞いたことがある。
氷の溶けるさまが浮び、前にあるガラス のコップが少し揺れた。
緩やかに流れるもの移ろいゆくものの遥か先、一瞬、垣間 みるような奇妙な感覚。
(作家コメント)

三嶽伊紗 略歴
1956 高知市生まれ
1980 京都工芸繊維大学 工芸学部 意匠工芸学科 卒業
1982 京都市立芸術大学 大学院 美術研究科 修了 個展 (1990 年以降ー):
2010 ギャラリーヤマグチクンストバウ - 微分する眼-
2009 ギャラリーヤマグチクンストバウ - 遠景の座標-
2006 ギャラリーヤマグチクンストバウ - あしたの記憶-
2005 ギャラリーヤマグチクンストバウ - 真昼の位相-
2003 楽空間 小西、京都
2002 海岸通ギャラリーCASO、大阪、京都芸術センター、京都
1997 キュービックギャラリー、大阪
1996 ギャラリーすずき、京都
1996 リスンギャラリー、京都
1995 ギャラリーマロニエ、京都
1995 滋賀県立近代美術館ギャラリー、滋賀 ※全文提供: ギャラリーヤマグチ クンストバウ

最終更新 2010年 3月 06日
 

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