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黒田克正:Critical Point Of Memory
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 1月 19日

《追想No.1》2009年|アクリル、キャンバス|130x162.5cm 画像提供:ギャルリー東京ユマニテ copy right(c) Katsumasa KURODA

黒田克正は1945 年、滋賀県生まれ。武蔵野美術大学、東京藝術大学大学院修了後、1988 年に日本国際美術展大賞を受賞し、以後、国内外で作品を発表。ニューヨークのグラフティアートに影響を受け、油彩にとどまらず、様々な素材を駆使したパワフルで即興的なペインティングが特徴です。 また、音楽家長谷川きよし、三宅榛名、女優吉行和子、舞踏家大野一雄各氏等の舞台美術を手がけるなど、美術の垣根を越えて幅広く活躍。さらに2001 年には、京都女子大学で京都真如堂管主、画家の斎藤真城氏とのセッション、昨年は陶芸家清水九兵衛氏とそれぞれコラボレーション展を行い、世代を超え、互いの価値観がせめぎあう作品は好評を博しました。 今回の新作個展は2000 年以来の発表となります。今回の新作は以前にも増して画面の色調が鮮やかになり、黒田作品の特徴である生き生きとした人々の表情や動きが徐々に整理され、線描がより際立った作品になりました。 本展には150号の大作を中心におよそ約20点、その他、陶による立体作品が展示されます。さらに本展後には、京都女子大学ほかでの発表もあり、ますます充実した新作展になると思います。この機会に是非ご高覧下さい。 ※全文提供: ギャルリー東京ユマニテ

最終更新 2010年 3月 01日
 

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