山本篤:命とエンタテイメント2 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 1月 10日 |
山本篤は多摩美術大学絵画学科を卒業後、ドイツを拠点とした2年間の制作活動を経て、近年は国内外で作品の発表を続ける現在注目の映像作家です。 山本は自身の作品を、自分の見たい世界観が定着したものと分析します。その言葉はある種、独善とした印象を与えるかもしれません。しかし映像の中で山本自らが繰り返す不明瞭な行為の数々は、見えない敵とガムシャラに組み合う真剣さと狂気性を同時に換気させ、次第に作家の脳内の一室に連れてこられたような感覚に陥ります。それは、気づかないうちに危険なウイルスに犯され微熱を伴いつつも、その状態でしか味わうことのできない甘美な経験なのかもしれません。 今回の展示「命とエンタテイメント2」では、「老人とロック」、「見るお前が見られている」など、映像作品5点を発表。中毒性のある山本篤ワールドを、ぜひ多くの方々に観て頂きたいと思います。 ■1月10日 (日) 17:00~Pre Ongoing School ■1月11日 (月・休) 19:00~Performance 「朗読会」with 和田昌宏 ■1月16日 (土) 19:00~「LIVE! x Video Works」with 山本龍 ※全文提供: Art Center Ongoing |
最終更新 2010年 1月 06日 |