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湯フェスvol.5 銭湯@千代の湯
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 1月 04日

画像提供:湯フェス実行委員会

25年ぶりにリニューアルオープンする千代の湯(目黒区)の記念イベントとして湯フェスを開催します。第5回目となる今回、初日の16日は銭湯「富士山ペンキ絵」のライブペインティングをフラダンスとのコラボレーションをおりまぜながらご覧いただきます。 出演は、現役の絵師として『全国で数人』となってしまったホンモノのペンキ絵師、丸山清人氏と中島盛夫氏2名が共演。同時に2つの富士山を描くという、非常に貴重な内容となります。実況解説には町田忍氏が登場。銭湯の知識においてこの方の右に出る人はいません。ペンキ絵に関する楽しくてアツ~い、そして濃ゆ~い解説が聞けそうです。 フラダンスは、千代の湯とかかわりの深いフラスタジオ/KAPUALIKOが出演。「銭湯=富士山=火山=フラ」ということで、地域に根ざす癒しのコミュニティがイベントに花を添えます。 その他、銭湯空間を利用した「カフェ」「足湯」「銭湯グッズ販売」などの特別メニューを開催予定。どうぞお楽しみに!!(注:16日は無料。入浴イベントではありません) そして17日は、本オープンを控えてのプレオープン入浴イベントとなります。通常の営業とは少し異なるプレゼントや店内の仕掛けなどを御用意して皆様をお迎えいたします。(17日は有料。¥450-の入浴料金をいただきます)

出演アーティスト(16日)
丸山清人(ペンキ絵)
昭和10年、東京生まれ。昭和28年背景広告社に入社。昭和55年より独立して活動。銭湯最盛期より都内の北東部を中心 として千葉県、神奈川県等に数多くの銭湯背景画を作成。多数の個展やグループ展を通じ背景画以外にもペンキ絵作品を 発表している。最近では2007年六本木ヒルズ森美術館で開催された、36組の日本の現代アーティストを紹介するアート展「六本木クロッシング」にも出品。ユニークな作品制作スタイルとタッチが評価された。

中島盛夫(ペンキ絵)
昭和20年、福島県生まれ。昭和39年背景広告社に入社。丸山氏とは兄弟弟子の関係にある。昭和45年より独立して活動。全国でも数人しかいなくなったとされる業界の中で、現在最も精力的に活動しているペンキ絵師。南西部を中心に、都内 全般に銭湯背景画を作成。近年ペンキ絵が再び脚光を浴びる中、住宅や商業施設、テレビコマーシャルの背景画、数多く の公開制作、子供のための絵画ワークショップを行うなど活動の巾を広げ続けている。2009年、直島にある現代美術作家の大竹伸朗作「I・湯」の背景画も担当した。

※全文提供: 湯フェス実行委員会

最終更新 2010年 1月 16日
 

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