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岡安真美キュレーション 「Reflection」
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2021年 8月 19日

「arale」 2018

KUNST ARZTでは、VvK (アーティスト・キュレーション)展覧会の30回目として、岡安真美キュレーションによる「Reflection」展を開催します。
岡安真美は、南部鉄器のアラレのように釉薬の粒を整然と施した陶器で独特の世界を展開するアーティストです。
東日本大震災の死者を弔うかのように開始したというこの表現は釉薬の一粒一粒に生かされているものと死者の両方を映し出すかのようです。
本展では、その艶のある釉薬の粒を敢えて『鏡』の役割として配置し、荒川朋子による毛むくじゃらの、何か神がかったかのような木彫作品、黒宮菜菜による染料によるぼかしや滲みなどの技法を用い時間を剥奪されたかのような絵画を映し出し、異界との境界が揺れるような世界を生み出します。日常では見えない世界を感じてください。
<出品アーティスト>荒川朋子 , 岡安真美 , 黒宮菜菜

作品や今回の展示に関してのキーワードは、
反映 触る 溶ける 内側 外 深部 皮膜 覆う 
お二人の作品と私の作品を通して空間での対話ができればと思っています。
岡安真美(本展キュレーション、アーティスト)

http://kunstarzt.com/

全文提供:KUNST ARZT


会期:2021年8月19日(木) 〜 2021年8月29日(日)
時間:12:00-18:00
休日:月曜日
会場:KUNST ARZT

最終更新 2021年 8月 19日
 

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