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表現される現在 ゼロイストvol.12 2020…+1
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2021年 6月 09日

各作家作品、左上から時計回りに:ヨハネ菅谷扶美雄、古賀 飛、川村雅之、金 大仲、宇留野隆雄、松本真一

昭和初期から2001年に他界するまで抽象芸術のパイオニアであり続けた美術作家、斎藤義重が、晩年に独自の教育理念を具現化させたのが東京芸術専門学校(Tokyo School of Arts = TSA)でした。その卒業生が毎年開催してきたグループ展が「表現される現在」であり、その活動を引き継ぐ形で2009年より有志が立ち上げたグループが「ゼロイスト」です。
「ゼロイスト」とは、1950年の斎藤義重作品の題名にちなみ、恩師へのオマージュを表するとともに、常に自らの表現のゼロ地点とは何かを問い続けることを意味しています。

今回のサブタイトル「2020...+1」が示す「そのあとの一年」とは、言うまでもなく、新型コロナウィルスの事態によって私たちが強いられた未曾有の体験を意味していますが、同時にそれが私たちを覚醒させ、現在の世界に渦巻く様々な危機をより強く感知し、思考することになった一年であると言う示唆でもあリます。

【出品作家】宇留野隆雄、川村雅之、金 大仲、古賀 飛、ヨハネ菅谷扶美雄、松本真一

http://galleryk.la.coocan.jp/

全文提供:Gallery K


会期:2021年6月7日(月) 〜 2021年6月12日(土)
時間:11:30〜18:30 土曜日〜17:00
休日:日曜日
会場:Gallery K

最終更新 2021年 6月 07日
 

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