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アルフレッド・ジャー 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2009年 10月 28日

"Gold in the Morning" (1985); Two lightboxes with color transparencies, Framed Mirror Lightboxes: 各102 x 152 x 18 cm, Mirror: 30.5 x 381 x 5 cm, Overall dimensions: 117 x 381 x 68.5 cm 画像提供:ケンジタキギャラリー copy right(c) ALFREDO JAAR

代表的なシリーズのひとつである"Gold in the Morning"(1985年)を中心に展示。ブラジルの金採掘に携わる労働者の姿を映した写真、鏡、ライトボックスを使ったインスタレーション作品です。また、同様のテーマによるライトボックス作品"Gold in the Morning(Documenta Edition)"や、ダブリンの牢獄を映した新作の写真作品"Dublin (Cream Edition)" を同時に発表予定です。 尚、アルフレッド・ジャー氏は、横浜にて10月31日(土)~11月29日(日)開催予定の「CREAM ヨコハマ国際映像祭2009」に合わせて来日いたします。ヨコハマ国際映像祭では、大作のインスタレーション "The Sound of Silence"(2006年)を展示します。国内未発表の大規模な作品です。ご期待ください。

アルフレッド・ジャー
1956年チリ、サンチアゴに生まれる。7歳の時に家族と共に西インド諸島のフランス領に移住。10年後サンチアゴに戻り、チリ大学にて建築を専攻するが、映画研究に熱中する。チリでは、地域的なものから世界的なものまで政治的な問題を取り上げ、街頭や野外で、また時には美術館内で、プロジェクト的なアーティスト活動を行う。1982年にニューヨークに移住し、アーティスト活動を続ける。現在、ニューヨーク在住。 政治や学問、そして美術が、西欧の先進国を中心にした提示のされ方であることに常に批判精神を持ち、アーティストとして、また多国籍あるいは無国籍ともいえる自身の生い立ちを活かして広い視野で政治的な問題を扱う。特に写真、ライトボックス、鏡などを使ったインスタレーション作品で知られる。 ヴェネチアビエンナーレ(1986年、2007年、2009年)、サンパウロビエンナーレ(1987年、1989年)、シドニービエンナーレ(1990年)、イスタンブールビエンナーレ(1995年)、光州ビエンナーレ(1995年、2000年)、セビリアビエンナーレ(2006年)、ドクメンタ(1987年、2002年)、ヨハネスブルグビエンナーレ(1997年)、モスクワビエンナーレ(2009年)などに出品。

主な個展 :
New Museum of Contemporary Art, New York (1992年), Whitechapel Gallery, London(1992年), Museum of Contemporary Art, Chicago (1992年), Moderna Museet, Stockholm(1994年), Museum of Contemporary Art, Rome(2005年), Sala de Arte Fundaci溶 Telefonica, Santiago(2006年), Mus仔 Cantonal des Beaux - Artes, Lausanne(2007年), Spazio Oberdan and Hangar Bicocca, Milan (2008年)

日本国内での展覧会 :
「ヒロシマ以降 - 現代美術からのメッセージ」広島市現代美術館(1995年)、「失われた風景 - 幻想と現実の境界」横浜美術館 (1997年)、「アメリカンストーリー - 移動と変容の中で」世田谷美術館 / 千葉市美術館 / 福井県立美術館 / 倉敷市立美術館 (1997 - 98年)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2000」(2000年)、「風景遊歩」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(2005年)、「徳島県立近代美術館所蔵名品展 20世紀の人間像」群馬県立館林美術館(2008年)、ケンジタキギャラリー(2000年、2008年)

※全文提供: ケンジタキギャラリー

最終更新 2009年 10月 31日
 

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