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飯嶋桃代〈疾患〉と〈治癒〉――通過儀礼としてのイナバノシロウサギ説話
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2019年 6月 01日

映像一部(イメージ画像)

昨年に続いての新作展となる飯嶋桃代(b.1982)。女子美大大学院美術研究科博士後期課を修了後、galleryαM(東京/ 2014北澤憲昭氏キューレーション)、「第9回shiseido art egg」 shiseido gallery(東京/ 2015)、「新進芸術家選抜展 FAUSS 2016」O美術館(東京/ 2016)など精力的に発表。繊細な素材を使ったダイナミックなインスタレーションで注目を集める作家です。
飯嶋はこれまで古着や食器などの日用品を白いパラフィンワックス(蝋)に封じこめた作品や、衣服のボタン、毛皮、陶器などを用いて壁面や展示空間全てを覆いつくす大掛かりなインスタレーションを発表してきました。
今回は古事記にも登場する説話「イナバノシロウサギ」を<疾患>と<治癒>の物語として捉え、オブジェと映像で構成されるインスタレーションを発表します。数年前から民俗学や民話に興味を持ち始めた飯島が、今回展覧会として初めて具体的なイメージの作品が展開されます。是非ご高覧下さい。

https://g-tokyohumanite.com/exhibitions/2019/0601.html

全文提供:ギャルリー東京ユマニテ


会期:2019年6月1日(土) 〜 2019年6月15日(土)
時間:10:30-18:30
休日:日曜日
会場:ギャルリー東京ユマニテ

最終更新 2019年 6月 01日
 

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