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ウラサキミキオ展 - Minamo -
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2019年 3月 25日

出品作品より《引地川の皮膚》 油彩・アクリル・紙・パネル 100×100cm 2019

ウラサキミキオが一貫して描いている対象は、自身が日常眼にしているごく身近な光景です。しかし彼の冷徹なタッチによる写実描写と、そこに吸い込まれる視線をあえてはね返すかのようなデカルコマニーの重なりは、描かれた事物に不思議な存在感を与え、私たちの日常感覚に揺らぎを引き起こします。

「Minamo」と題された今回の展示では、水面の風景が一つのテーマとして浮かび上がっています。ウラサキの眼差しは、それ自身は透明で形がなく、そこに映る影や波紋の動きを通してしか視覚化されない「水」という存在へと迫っていきます。

http://galleryk.la.coocan.jp

全文提供:Gallery K


会期:2019年3月25日(月) 〜 2019年3月30日(土)
時間:11:30~19:00 土曜日~17:00
休日:日曜日
会場:Gallery K

最終更新 2019年 3月 25日
 

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