| EN |

極大と極小、大人も堪能したいレゴアート
News
Written by KALONSNET Editor   
Published: October 29 2015
There are no translations available.

《おばけ》

「レゴランド・ディスカバリー・センター」へ行ったことがあるだろうか。デンマーク生まれで世界中にファンの多い玩具「レゴブロック」をテーマにした屋内型のアトラクション施設だ。日本では東京の台場と大阪の天保山にある。

そこでは「マスター・ビルダー」と呼ばれるレゴブロックの達人が企画や制作に携わっている。子ども向けの各種アトラクションの他、レゴブロックで作られたアート作品も見どころだ。レゴランド・ディスカバリー・センター東京には、160万ピース以上のレゴブロックで東京の街並みを再現したジオラマ「ミニランド」が常設展示されている他、季節にちなんだ限定作品も公開されている。10月は1万ピースを超える立体作品「ハロウィンパーティー」が登場した。

膨大なピースと制作日数を費やした大作にも圧倒されるが、最小限のピースによる表現にもレゴアートの面白みがある。

マスター・ビルダーといえども、レゴブロックで遊びはじめた当初から何万ピースという資材を与えられたわけではないだろう。その称号は、手持ちのピースを組み合わせ、様々なものに見立てながら身につけた想像力の証でもある。マスター・ビルダーのワークショップでは、限られた材料と工程で「それらしい」ものを表現する職人技の一端を教えてくれる。

卓越した構築力があれば無数のブロックでいくらでも巨大な作品を作ることができ、想像力を働かせれば最少のブロックで無限の世界を表現できる。レゴアートからは、人の手が生み出すアートの両極端を感じとることができる。

「子どもがいるとアート鑑賞どころではない」という人こそ、たまには「子どもに連れて行ってもらう」感覚で出かけてみてはいかがだろうか。レゴランド・ディスカバリー・センターは「子どもの楽園」であるがゆえに、子どもを同伴しないと入場できないのだ。

大人だけで行きたい方には、月に1度だけ「大人のためのレゴナイト」も開催されている。「観光地は混みそう」「所詮子ども向けでしょ」といった先入観を捨てて潜入してみると、新たな発見がありそうだ。

入場料やイベントスケジュールなど詳しくは公式サイトを参照のこと。

●レゴランド・ディスカバリー・センター東京
https://www.legolanddiscoverycenter.jp/tokyo/

●レゴランド・ディスカバリー・センター大阪 
https://www.legolanddiscoverycenter.jp/osaka/

Last Updated on October 29 2015
 

| EN |