第1回プリピクテジャパンアワードの優勝者は写真家の菊地智子 |
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Written by KALONSNET Editor
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Published: October 17 2015 |
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第1回プリピクテジャパンアワードの優勝者に、写真家の菊地智子が選出された。
スイスに本部を置くピクテ・グループが2008年から運営するプリピクテは、今日の世界における切迫した社会問題や環境課題についての議論に貢献する優れた写真家を表彰してきた。
プリピクテジャパンアワードは、Swiss Japanese cultural foundationの助成により更なる日本の写真文化の発展に貢献するために創設され、2015年の今回が第1回目となる。これまでプリピクテにノミネートされた日本人写真家の中から、ノミネート時点で40歳以下の者が審査対象となった。
菊地智子は1999年から海外を拠点に活動する日本人写真家で、東京都写真美術館や川崎市立美術館にも作品が収蔵されている。 中国の大河流域のダム周辺で2013年の春から夏にかけて撮影した一連の作品「The River」が評価され、この度プリピクテジャパンアワードの優勝者に選出された。中国人労働者たちを取り巻く経済、社会、環境の現実を、写真を通じて効果的に伝えていることが受賞の決め手となった。
プリピクテ巡回展『Consumption』は、表参道のバツアートギャラリーにて2015年10月18日(日)まで開催中。
●名称:プリピクテ巡回展『Consumption』 ●会場:BA-TSU ART GALLERY(東京都渋谷区神宮前5-11-5) ●会期:2015年10月3日(土)~2015年10月18日(日)(14、15、16日は終日閉廊) ●時間:10:00-20:00 ●詳細:プリピクテ公式サイト http://www.prixpictet.com/
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Last Updated on October 17 2015 |