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人見元基:黄昏ミミック
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2014年 7月 10日

道化蟲 | Clown Insect, 2014 | Acrylic on Camper, paulownia and ebony | 120.0x70.0x80.0cm | Motoki Hitomi

このたび7月5日(土)から7月26日(土)までGALLERY MoMo Ryogoku では人見元基展「黄昏ミミック」を開催します。

人見元基は1985年島根県生まれ、2010年東京藝術大学美術研究科彫刻専攻修士課程修了しましたが、在学中の2008年に丸の内ビルでの展示で三菱地所賞を受賞、私たちのギャラリーでは2009年以来3度目の個展となります。

これまで彫り進めてきた擬人化された動物彫刻は、そのしぐさや眼差しに自己を取り巻く世界への不安や違和感、人間の持つ願望や憧憬、嫉妬、情愛、そして妄想などを込め、彩色された木彫作品として展開、前回の展示では人物彫刻にも挑戦し意欲的に制作に取り組んで来ました。

今展では「擬態」をテーマに二面性を持った作品を制作、それは創作の際に「滑稽と哀愁と生命力」という作家自身が留意する要素にも当てはまり、物語性への萌芽を意識した作品は作家自身から幾分離れ、ファンタジーへの世界へと進展しつつ「現実を裏返したような」ものにしたいと語られています。

約5点の木彫作品と数点のドローイング作品の出品を予定、人の心に残せる作品になればと、新たなイメージに挑戦する木彫彫刻の展示にご期待ください。皆様のご高覧心よりお待ちしています。

[作家コメント]
擬態とはなんなのだろうか
木の枝に化ける虫、砂に同化する魚。身を守ったり捕食するために生物が自分の姿を変える行動。
この姿にたまらなく人間臭さを感じるのはなぜだろうか。
環境に合わせて姿を変え、弱みを隠し、順応している。自分の周りはこのような生き物たちであふれかえっている。
何が正体で何に化けているのか。
どちらが表でどちらが裏だ、騙しているのは相手か自分か。
気がつくと自分の作品は、二つも三つも顔を持っているような生き物であふれかえっている。
2014 年 人見元基

[作家プロフィール]
1985  島根県生まれ
2008  東京藝術大学彫刻科卒業
2010  東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻卒業

[個展]
2009  GALLERY MoMo Ryogoku(東京)
2012  GALLERY MoMo Roppongi(東京)

[グループ展]
2005 「人見元基 ・土肥雄二 二人展」東京藝術大学(東京)
2007  彫刻四人展」東京藝術大学(東京)
―― 「藝大アーツin丸の内」丸の内ビルディング(東京)
2008 「Opening Exibition」GALLERY MoMo Ryogoku(東京)
―― 「藝大アーツin丸の内」丸の内ビルディング(東京)
―― 「アトリエの末裔あるいは未来」旧平櫛田中邸(東京)
2009 「Summer Group Show Hop Step Jump」GALLERY MoMo Roppongi (東京)
―― 「synchronicity」SAKuRA GALLERY(東京)
2010 「野外美術展 どうぶつの森」うつのみや文化の森(栃木)
2011 「再生」GALLERY MoMo Ryogoku(東京)
―― 「あにま展」島根県立美術館(島根)
2012 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」新潟県越後妻有(新潟)

[受 賞]
2008 三菱地所賞 受賞

オープニングレセプション:2014年7月5日(土) :18:00 - 20:00

全文提供:ギャラリーモモ両国


会期:2014年7月22日(火)~2014年7月29日(日)
時間:11:00 - 19:00
休日:日・月曜、祝日
会場:ギャラリーモモ両国

最終更新 2014年 7月 22日
 

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