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マイケル・リン:間
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 8月 26日

≪Green House≫2008年|エマリュジョン|794x437cm/794x62.5cm/794x50cm|九州大学伊都キャンパス ウェスト2号館、福岡|画像提供:三菱地所アルティアム

国際的に活躍するアーティスト、マイケル・リンの日本初個展。 伝統的な台湾のテキスタイル模様を応用し、建築空間にこれを引きのばしてペイントする新しい絵画表現を確立。近年では、身近な布の模様やパターンを大きなスケールで描いたスタイルを発展させ、制作を行う地域の伝統的・文化的モチーフ、空間の建築的特徴や場所との関係性を現地のリサーチを経て呼吸した作品を展示する。 本展では、日本の伝統建築をベースに、彼の手で独特なアレンジを加えた絵画インスタレーションを発表する。これまでのスタイルをさらに発展させ、観客だ体感できる、動きを持った作品を展開する。また、本展と同時期に第4回福岡アジア美術トリエンナーレ2009が開催される。国内外からアートファンが集う2009年秋に、現在もっとも多忙を極める作家を紹介する機会となる。

Michael Lin マイケル・リン
1964年 東京生まれ。台北とパリ、ベルギーを中心に活動。1990年 オーティス・アート・インスティチュート、パーソンズ・スクール・オブ・デザイン(ロサンゼルス、アメリカ)卒業、1993年アートセンター カレッジ・オブ・デザイン修士(パサデナ・カリフォルニア州)修了。福岡アジアトリエンナーレ(1999)をはじめ、光州ビエンナーレ(2002)、広州トリエンナーレ(2005)など多数の国際展に参加。

全文提供: 三菱地所アルティアム

最終更新 2009年 9月 05日
 

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