山神悦子:Rhythmizing -アクエリアムの時間- |
展覧会
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執筆: カロンズネット編集3
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公開日: 2014年 5月 15日 |
Gallery惺SATORUでは5月10日(土)から6月1日(日)まで「山神悦子展 Rhythmizing-アクエリアムの時間-」を開催致します。 山神悦子の絵画の魅力は、色彩、筆触、リズムの三つにあります。そのリズムというのは、単に描くときの腕の運動を言うのではなく、生物のほとんどが本来体内の組織に内在的に持っているもの、また宇宙の周期の規則正しい一定のリズムのことです。 作家は日々それらに意識を向け、生き物の動きを観察し、スケッチを繰り返して制作をしてきました。 そうして出来た絵画はリズミカルで、生命力や自由に満ちています。 本展は水族館での水生生物のスケッチをもとに制作された油彩14点(F120号~F4号)とインクによるドローイング数点で構成します。 ぜひじかに観て、体感して頂きたいと思います。 展覧会開催にあたり図録を制作致しました。また会期中は、作家に動く動物のスケッチのコツを教えて頂きながら、自分自身のリズムを見つけるワークショップ「エンピツで動物を捕らえよう」やギャラリートークも開催致します。ぜひご高覧下さい。
Galley惺SATORU
[作家コメント] Rhythmizing -アクエリアムの時間- 展覧会のタイトル"Rhythmizing"とは「・・・にリズムを付ける」という意味です。約25年前に抽象絵画を描き始めた頃、それが確かに 存在するにもかかわらず、自分のリズムに無自覚でした。描いている間中、私自身のリズムがいつも私に付いて来ることが段々分かるように なりました。むしろ、私のほうが私自身のリズムに従うと言うべきかもしれません。 昨年、私はいくつかの水族館を訪れ、海の生き物のスケッチをしました。これらの油彩画はそのスケッチと私が受けた印象に基づいています。 私は海の中の生き物たちの動きと共振する私自身の原初的なリズムを表現したいと思いました。このように描く事で、私は、私たち人間は 自然の一部であり、それ無しでは生きられないことを確かめるのです。 山神悦子
*opening 5/10(土) 17:00-19:00 *workshop 「エンピツで動物を捕まえよう」 5/17(土) 13:00-14:30頃 【参加費】¥500-(材料費込) 【定員】12名 【対象】大人から小学校3年生迄(小学生は保護者同伴) 【お申込】メールフォームか電話0422-41-0435でご予約下さい。 【内容】 動く動物を描きながら自分のリズムを見つけます。 13:00画廊に集合~ 井の頭自然文化園(雨天の場合水生物園)にてスケッチ~ 14:30頃解散になります。 *talk 5/24(土) 15:00-16:30
展覧会案内
全文提供:ギャラリー惺SATORU
会期:2014年5月10日(土)~2014年6月1日(日) 時間:12:00ー19:00 休日:月・火 会場:ギャラリー惺SATORU
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最終更新 2014年 5月 10日 |